新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

子ども部屋の配線

住まいを新築する時、設計の段階で、間取りを決めていきますが、間取りが決まったら、上下水道の配管やガスの配管も決めていきますし、電気配線も考えていかなくてはいけません。住まいというのは、新しく建てた段階で、完成というわけではありません。家族というのは、日々変化していきます。

例えば、幼かった子供たちも成長していきますし、独立していきますから、家族の数も変わっていきます。年齢を重ねてくれば、生活自体も変わっていきます。電気配線については、案外、大きく変化することもあります。その変化に対応できるように、考えておくと、便利です。

私の友人が住まいを新築した時、長男は3才で、第2子はまだ、生まれてもいませんでした。子ども部屋も用意しましたが、まだ幼いので、取りあえず、子ども部屋については、ワンルームにして、将来2部屋にできるようにしました。一般的に必要な程度の電気配線をしておこうと考えていましたが、工務店さんが子育てをしている経験上、将来、子ども部屋にもテレビやパソコンが必要になる可能性を指摘してくれました。今すぐには必要ありませんが、テレビやパソコン用の電気配線だけでなく、アンテナ配線やLAN配線が必要になることもあります。そこで、空配管をしておくにしました。

最近は、パソコンデビューも早く、また、子供たちの成長も、案外早く、10年もしないうちに、必要になってきますから、安心です。
自分たちの子どもの頃には、考えられなかったことですが、小学生からパソコンで学習したり、世界を広げたりしていきます。そのため、子ども部屋にも、それらがすぐに取り入れられるように、準備しておくことも大切です。しかも、将来的には、2部屋に間仕切りしていく予定ですから、その点も注意しなければなりません。子ども部屋の場合は、将来の姿を想像しながら電気配線も考えていかなければなりません。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年12月6日
At 9:31 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

スタディーコーナー

子ども達が勉強する場所は、二階に設けた子ども部屋ではありません。家族が身近にいるリビングやダイニングで勉強する子ども達が非常に多いのです。中学・高校生頃になると個室で一人で集中して勉強するようになるのですが、小学生が勉強する場所はリビングやダイニングなのです。このことをリビング学習と言います。

リビング学習は子どもの学力を向上するというデータもあるほどで、最近では立派な勉強机を子ども部屋に設けるより、リビングやダイニングの一角にスタディーコーナーを設ける家庭も多いのです。スタディーコーナーがなければ、食事をするダイニングテーブルやリビングのローテーブルで勉強をすると思います。食事をするダイニングテーブルで勉強をすると、消しゴムのカスが散らかり衛生的によくありませんし、食事をする場所と勉強する場所が同じというのも生活にメリハリがありません。リビングのローテーブルだと身長に合わず、姿勢を悪くしたり、勉強への集中力を欠いてしまうこともあるのです。

子ども達が学力を伸ばすためにも、勉強しやすい環境を整えてあげましょう。我が家はダイニングの一角にカウンターを造りつけました。子ども達が二人並んでゆったり勉強できる横幅を確保し、カウンターの両サイドの下には収納スペースを設けました。ランドセルを一時置きしたり、勉強道具を一時置きできカウンターの上をスッキリとさせることができるのです。窓際に面して設けたので自然の明るさを採りこめるため勉強もしやすく、テレビに背を向けて勉強をするので集中力も高められるのです。子ども達のためにもスタディーコーナーをしっかりと設けてあげましょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年10月7日
At 2:12 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

屋上テラスのある家

マイホームへの憧れの一つが、庭で過ごす時間ではないでしょうか。子どもをのびのびと庭で遊ばせたい!と思う親は多いです。友人や親戚を招いてバーベキューをしたり庭で過ごす時間を大切にしたいものです。しかし、十分な庭を確保するだけの土地が得られなかったり、様々な理由から庭が手に入れられなかったという人もいるでしょう。このような場合でも諦めなくていいのです。屋上を利用してテラスを設けるのです。かえってこの屋上テラスの方が魅力を感じられるのかもしれません。

まず、住宅地であっても広い空や遠くに見える美しい景色を楽しむことができるのです。屋上テラスから最高の眺望を得られることで、テラスで過ごす時間もより豊かなものになることでしょう。季節によっては花火大会をゆっくり鑑賞することだってできるのです。そして開放感に溢れた庭になります。地上の庭であれば一番気になるのが、近隣住民の視線や通行人の視線です。屋上テラスは、これらの視線を気にすることなく過ごせるため、よりプライベートな庭となります。人目を気にせずに、家族が友人と過ごすことで、楽しみ方の幅も広げてくれることでしょう。リビングにいるかのように過ごすこともできるのです。

また地上の庭に比べて安全性も高いのです。小さい子どもが遊んでいると、気になるのが道路に急に飛び出すことです。屋上テラスであれば、子どもが急に道路に飛び出す心配はありません。また知らない人が侵入してきたりする恐れもないので安全性もしっかり確保できるのです。家造りをする際には、室内の快適性だけでなくアウトドアリビングを楽しめる家でもありたいものです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年8月19日
At 9:08 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

一階と二階を繋ぐ中二階スペース

我が家も新築住宅購入を前向きに検討しており、モデルハウス見学や完成見学会に積極的に参加しています。数多くの住宅を見てきてマイホームへのイメージもより鮮明になりつつあります。その中で必ず取り入れようと思っているのが、一階と二階を繋ぐ階段の途中に中二階スペースを設けることです。

中二階スペースはそんなに広いスペースでなくてもいいのです。ここにカウンターを設けておけばいろいろな用途で使用できるのです。子どもがお絵かきをしたり、おもちゃを並べて遊んだりキッズスペースとして利用するのもいいですし、パソコンスペースとして利用することもできるのです。裁縫をしたり、洗濯物をたたんだり、家事をするのもいいでしょう。パパの居場所となる書斎スペースとして利用させることもできます。子どもが使用することも、大人が使用することもできるのです。

どちらが中二階スペースを利用していても、一階のLDKから中二階スペースにしっかりと目が届けば互いに安心できるので、それぞれの時間を過ごすことができます。中二階スペースからも下を覗けば一階にいる家族が目に入るので安心できます。一階にいる家族だけでなく、二階で過ごす家族との一体感を感じることができながら、中二階スペースで過ごす時間は個室のような感覚も得られ、自分の時間を満喫できるのです。

中二階スペースの下には広々としたデッドスペースが生まれます。大型収納庫として物を片付けるスペースとしてもいいですし、ピアノスペースやペットスペース、ファミリークローゼットなどを設けるのもいいのではないでしょうか。階段をただの通路としてしまうのではなく幅広い活用法ができるような空間造りも素敵だなと思いました。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年7月14日
At 8:15 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

オープンキッチン

最近では、間仕切りなどで閉じられたキッチンではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが増えてきました。LDKの一体感を高めることで、家族の繋がりを感じ、キッチンで家事をする時間も楽しみながら行えるようになるのです。今までは吊り戸棚のあるキッチンが主流でした。

この吊り戸棚は、物の出し入れのしづらさから需要を少なくしてきました。しかしキッチンの広さや、キッチンの収納力よってはここに収納スペースを確保しておきたいと考える人もいます。そのような場合には、機能性に優れた吊り戸棚を設けておくといいでしょう。目の高さまで上下に動かすことができる吊り戸棚があります。このような吊り戸棚であれば、収納への不満をなくし、必要な物をしっかりと収納しておくことができるのです。手で動かす手動式のものと、スイッチ一つで動く電動式のものがあるのです。

今までキッチンで家事をする母親の姿は背中でした。壁付けのキッチンで家事をする間は孤独感を感じることも多かったことでしょう。母親と話したくてもコミュニケーションが取りづらく、会話が次第に少なくなっていったという家庭も多いのではないでしょうか。対面式キッチンで、LDKの一体感を高めたキッチンスタイルにすることで、家族のコミュニケーションを取りやすくなり、家事をする時間が孤独感を感じるのではなく、楽しみながら行えるようになるのです。

キッチンスタイル一つで家事の印象を大きく変え、空間に与える印象さえも大きく変えてしまうのです。たくさんあるキッチンスタイルの中から自分に一番合ったキッチンスタイルを選び、キッチンに立つ時間をより充実したものにしましょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年6月11日
At 2:32 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

ママのためのワークスペース

間取りを考える際に、ママのためのワークスペースを組み込む家庭が増えてきました。ママだけの居場所となるこのワークスペースがあることで、家事の合間にサッと一休みする場として最適ですし、家計簿を付けたり、パソコンをしたり、洗濯物をたたんだりと作業を行うスペースとしても重宝します。

ママだけの居場所というのが一つのポイントです。女性は家事や育児、それに加えて外で仕事を抱えている人もたくさんいます。なかなか一人の時間をゆっくりと過ごすということがないのですが、このママのためのワークスペースがあると自分の時間を大事にできるようになるのです。

まずこのワークスペースを設ける場所はキッチンから近い場所が最適です。家事の中心はキッチンです。主婦の多くは一日の中心をキッチンで過ごすという人も多いです。それだけにキッチンからより近い場所に設けることで、休憩もしやすいですし、キッチンで家事をしながら別の家事をこのワークスペースで行うこともでき家事の効率も高まるのです。

我が家はキッチンの横にこのワークスペースを設けました。キッチンとリビングの間に設けました。リビングとの境には腰壁を設けて、リビングとの一体感を感じながらも緩やかに空間を区切ったのです。キッチンの前にはダイニングを設け、LDKのどの空間からも行き来がしやすいです。横幅を確保したママスペースは広々としており、作業のしやすさも高まっています。

友人宅はキッチンの奥にリビングやダイニングから見えないママスペースを設けていました。このこもった感じが自分だけの居場所という雰囲気を高めていました。自分が一番最適な場所にママスペースを設けて自分の時間を大切にしたいものです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年5月9日
At 2:02 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

ウォークスルー収納

住宅の不満の常に上位を占めるのが収納です。収納を設ける時のポイントは、必要な物が必要な場所にきちんと収納できることと、収納している物を出し入れしやすくすることです。それに加えて動線に沿った収納を設けることで、収納への不満を軽減でき便利で使いやすい収納となるのです。

我が家はその動線に沿った収納を設けました。それはキッチンと洗面室の間にウォークスルー収納を設けたのです。家事動線を考える上で一番重要なのが、キッチンと洗面室の動線です。キッチンで家事をしながら洗面室で別の家事を行うことは多いです。それだけにこれらを繋ぐ形で設けた収納は、家事の効率をより高めてくれるのです。通路の片側はキッチンパントリーとして、食材やキッチンアイテムを収納しています。そしてもう片側は、洗面室で使用するタオルや家族の下着やパジャマを収納しています。

これらの空間を行き来する際に必要な物を取り出し、その先の空間で使用できるので家事の効率が高まるのです。可動オープン棚なのでどこに何をしまっているかが把握しやすく、物の出し入れもしやすいのです。それぞれの空間の境には建具を設けています。通常はオープンにしているのですが、シーンに合わせて建具で空間を区切ることもできるので、入浴時や来客時には建具で空間を区切っています。

私の友人宅には玄関から洗面室の間にウォークスルークローゼットを設けています。帰宅してこのクローゼットで上着や持ち歩いたカバンをしまい、その先に広がる洗面室で手洗いをして、後はビングでゆっくりくつろぐだけです。このように動線に沿った収納を設けることで便利で無駄な動きを省ける家になるのです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年3月18日
At 10:05 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

多目的に使用できる中二階スペース

我が家は家を建てることを決め数多くの住宅を見学してきました。様々な住宅を見てきた中で我が家にもぜひ取り入れたいなと思ったのが、中二階スペースです。二階建て住宅を建てると欠かすことのできない階段。この階段をただの通路とするのではなく、途中にちょっとした多目的に使用できるスペースを設けるのです。ポイントは、中二階スペースから一階のLDKを見渡せ、一階のLDKから中二階スペースに目が行き届くことです。このようにしておくことで、子どもから大人まで使える便利なスペースとなるのです。

中二階スペースのある住宅を見に行った時、我が家の子ども達はまずこの中二階スペースへ駆け寄りました。秘密の隠れ家的な籠り感のあるこの中二階スペースは子ども達にとって落ち着けて遊ぶスペースとして最適なのでしょう。我が家にこのスペースを設けた時はまずここは子ども達の遊び場として利用するのは確実です。ここにおもちゃを並べ遊ぶスペースにすることで、一階のリビングにはおもちゃが散らかりにくくなります。また一階からこのスペースに目が届くので、キッチンで家事をしながら子どもの様子をきちんと把握できるのも安心できます。

ここにカウンターを設けておくことは必須です。カウンターがあればお絵かきをしたり、成長すればスタディコーナーとして利用できます。またパソコンを利用するスペースとして大人がこの空間を利用することもできます。洗濯物をたたんだり、裁縫をしたり家事スペースとして利用することもできるのです。一階と二階を繋いでくれる中二階スペースは貴重なスペースとなることでしょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年2月12日
At 4:44 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

依頼する業者

家造りはまず、業者を選ぶことから始まります。大手ハウスメーカーから地元の工務店まで合わせると数多くの業者が存在し、その中から一社を選び出すと言うのは容易なことではありません。後悔や失敗の少ない家にするにはこの業者の存在が大きいのです。そのため業者選びは軽視せず、しっかりと納得して依頼するようにしましょう。

我が家も最近マイホームが完成しました。完璧と思って建てた住宅でも、いざ生活してみるともっとこうしておけばよかったと小さな不満はあるものの、完成した住宅に非常に満足しています。家造りにおいも人と人との関わりの中で存在します。大きな金額の買い物となるだけに、本当に信頼でき、安心して任せられるパートナーでなければだめなのです。

我が家は多くの業者と話をしてきて最終的には地元の工務店に依頼しました。最大の決め手は、我々建築主の希望や都合を最優先してくれ、親身に相談に乗ってくれたことです。住宅に無知な我々に対し、分かりやすい言葉で住宅について説明してくれ、住宅ローンのことなど金銭面においてもいろいろなアドバイスをしてくれました。そのことに安心感を覚え依頼しました。大量生産とは違い、一品生産の家造りを行えることでオンリーワン住宅を完成させることができたのです。

地元での評判を大切にするため、施工はもちろんのことですが、アフターメンテナンスにおいても重要視してくれています。住宅が完成した時に言われた言葉は、「これで終わりではありません。これからのお付き合いも大事にしたいと思っています。」でした。そこでさらなる安心度も高まりました。きちんと信頼できるパートナーと出会い、安心して家造りを進められるようにしましょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年1月8日
At 1:37 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

夏は涼しく冬暖かい家

我々夫婦が住宅に望んだことは、夏は涼しく冬暖かい家ということです。冷暖房に頼ることなくエコで快適な暮らしを送りたいというのは、我々夫婦の希望でした。我々だけでなく、家造りをしているほとんどの人がこのように感じているのではないでしょうか。それを実現するために重要なのは、住宅の断熱性だとばかり思っていました。

もちろんそれも重要なのですが、熱の出入り口で一番大きい窓の断熱性も非常に大事なのです。冬の暖房時の熱が流出する割合は、屋根5%、床7%、外壁・換気15%、窓は58%なのです。そして夏の冷房時、熱が入る割合は、床3%、換気6%、外壁7%、屋根11%、窓は73%です。これらの数字を見ても窓への対策が重要なことは一目瞭然です。

そこで最近多く取り入れられている遮熱高断熱複層ガラスです。2枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入し、室外側ガラスの中空層面側に遮熱高断熱特殊金属膜コーティングしたLow-E複層ガラスにすることで、赤外線、紫外線を大幅にカットできるのです。夏は太陽の熱を大きく反射するので冷房効果を高めてくれ、冬は高断熱性能を発揮し、室内の暖かさを室外に逃しにくくするので暖房効果の向上にも役立つのです。しみやそばかすなどといった原因の一つとも言われている紫外線もカットしてくれるので住む人の健康を守ってくれるだけでなく、カーテンや家具の色あせも抑制してくれるのです。冷暖房効率を高めてくれ、エコで省エネな暮らしを送るためには窓への対策をしっかり行う必要があることを忘れてはいけないのです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2015年12月20日
At 2:21 PM
Comments :コメントは受け付けていません。