新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

可動間仕切り収納

我が家の子ども部屋には可動間仕切り収納を取り入れました。これはその名前の通り、移動ができ、間仕切りの役目を果たしてくれながらも収納機能を兼ね備えたものです。子ども部屋にこれを設けたのは、子どもの成長過程によって子ども部屋に求められる空間のあり方が変わってくるからです。

幼少期にはそれぞれの個室は必要ありません。それよりもおもちゃを思い切り広げて遊べるスペースや兄弟姉妹、お友達と走り回って遊べる空間が求められます。そこでこの幼少期は広々ワンルームの子ども部屋の壁に沿わせるように可動間仕切り設置します。これなら広々とした空間が確保でき、のびのびと遊べます。ワンルームは将来2つや3つの個室になることを想定して、出入りするドア、窓、照明、コンセントをあらかじめ環境を整えておきます。このようにしておけば大掛かりなリフォームをすることなくこの可動間仕切り収納を移動させることで空間を簡単に区切ることができるのです。

子ども達が成長してくると今までのように兄弟姉妹との空間の繋がりを確保しながらも、プライベートな空間が欲しくなってきます。この時期は、可動間仕切り収納を半分だけ部屋の中央部分に移動させプライベートな空間を確保します。そして、中学・高校生頃になるとそれぞれ個室を求めるようになります。この時にもう半分の可動間仕切り収納を移動させ空間を完全に区切るのです。子ども達が成長するといずれは巣立っていきます。巣立って行った子ども部屋を再びワンルームに戻して新たな活用法を取り入れることもできるのです。子ども部屋にはこの可動間仕切り収納を用いて、「今」にピッタリの空間造りを行えるようにしておきましょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2018年5月16日
At 3:01 PM
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