新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

キッチンの前に腰壁

最近ではフルオープンキッチンが非常に人気です。視界を遮る壁や吊戸棚がなく、リビング・ダイニングとの一体感を高めることで空間の繋がりを大事にでき、キッチンへ人が集まりやすく、積極的に手伝いやすくもなるのです。魅せるキッチンとして存在するのですが、一つ気になるのが調理中や調理後の乱雑になっているキッチンがリビング・ダイニングから丸見えになってしまうということです。

私はそれに抵抗を感じ、キッチンの前に腰壁を設け気になる手元部分をしっかりと隠せるようにしました。コンロ部分は耐熱用のガラス張りにすることでリビング・ダイニングとの一体感を損なうこともありません。これなら乱雑になっているキッチンが見られる心配もないため、見た目の印象を悪くしませんし、急な来客時でもスムーズに対応できるのです。

また、この腰壁を利用してL字型にカウンターを配しました。ここで子ども達がおやつを食べたり、お絵かきやひらがなの練習をしたりします。キッチンで家事をしながらも子どもとのコミュニケーションが取りやすいのです。家事や育児の合間の私の休憩スペースとしても利用します。パソコンを使用することもあるためしっかりとコンセントを設けているのです。

また、壁の厚みを利用してキッチン側には調味料入れのニッチを設けています。作業スペースに並べられていた調味料をニッチ内に収めたことで作業スペースが広々と調理がしやすくなっています。キッチンの前に腰壁を設けたことでキッチン周りが充実しているので家事をするのが楽しくなっています。

Filed under : 住宅
By admin
On 2017年4月25日
At 10:48 AM
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