スタディーコーナー
子ども達が勉強する場所は、二階に設けた子ども部屋ではありません。家族が身近にいるリビングやダイニングで勉強する子ども達が非常に多いのです。中学・高校生頃になると個室で一人で集中して勉強するようになるのですが、小学生が勉強する場所はリビングやダイニングなのです。このことをリビング学習と言います。
リビング学習は子どもの学力を向上するというデータもあるほどで、最近では立派な勉強机を子ども部屋に設けるより、リビングやダイニングの一角にスタディーコーナーを設ける家庭も多いのです。スタディーコーナーがなければ、食事をするダイニングテーブルやリビングのローテーブルで勉強をすると思います。食事をするダイニングテーブルで勉強をすると、消しゴムのカスが散らかり衛生的によくありませんし、食事をする場所と勉強する場所が同じというのも生活にメリハリがありません。リビングのローテーブルだと身長に合わず、姿勢を悪くしたり、勉強への集中力を欠いてしまうこともあるのです。
子ども達が学力を伸ばすためにも、勉強しやすい環境を整えてあげましょう。我が家はダイニングの一角にカウンターを造りつけました。子ども達が二人並んでゆったり勉強できる横幅を確保し、カウンターの両サイドの下には収納スペースを設けました。ランドセルを一時置きしたり、勉強道具を一時置きできカウンターの上をスッキリとさせることができるのです。窓際に面して設けたので自然の明るさを採りこめるため勉強もしやすく、テレビに背を向けて勉強をするので集中力も高められるのです。子ども達のためにもスタディーコーナーをしっかりと設けてあげましょう。