新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

住まいとの正しい付き合い方は?

さまざまな点にこだわって、じっくりと作り上げてきた我が家。でも実際に一番難しいと感じたのは住んでからの「付き合い方」であるという事を実感しました。家づくりは土地探しから合わせると二年以上の時間を費やしたほど、とにかく自分たちの理想の住まいを作るために立地条件やデザイン、間取り、機能、さまざまな面を工夫したのですが、家を作り上げることよりも難しいのはいかに維持していくか、という問題なのです。

例えば、リビングに大きな開口部が欲しいという家族一致の希望をかなえる為に吹き抜けのリビングに大きな窓を設置したもののいざ住み始めてみると掃除が非常に面倒であることがわかりました。特に吹き抜け天井部分につけた明りとりや羽目殺しの手の届かない採光部分は定期的な清掃が欠かせませんが特に外側の汚れに注意する必要があります。オススメは高水圧の洗浄機で休日などに一気に水圧で掃除してしまう方法です。モップや高所専用の清掃グッツなどもインターネットで揃えましたが手っ取り早く確実なのが高水圧の洗浄機でした。開口部や採光部分が大きいと、常に綺麗にしておかないと家の中までくすんだ印象になってしまうのでやはりこまめな清掃は欠かすことが出来ません。

手間のかかる家ほど愛着が湧く、という話をしていた建築家の方がいましたが実際にこだわって建てた家ほどやはりメンテナンスは大変です。しかし、その分愛着が湧くような気がします。完成後今年で11年を迎えた我が家ですが掃除が大変な分だけ家と向き合う時間が多く、結果的に「日頃から住まいと向き合って暮らしてこられた」というのが正直な感想です。

Filed under : 住宅
By admin
On 2014年12月15日
At 10:03 AM
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