新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

バリアフリーは間取りだけの問題ではありません!

住まいの中は安全だと思いがちですが、高齢者や子どもは階段やバスルームでは、転倒や転落の危険が高いです。住まいを新築する時、できるだけ家庭内事故が起こらないように、さまざまな対策を取らなくてはいけません。しかし、家庭内事故というのは、転落、転倒だけではありません。温度差によるヒートショックは、急激に血圧を上げたり、下げたりして、それが引き金となって、重篤な病気を引き起こしてしまうことになります。最悪の場合は、死に至ります。ヒートショックが起こりやすい場所というのは、洗面脱衣所、廊下、トイレ、バスルームなどです。

私の友人が住まいを新築した時、高齢の両親のことを考えて、安全で、快適な住まいを考えました。住まいの中の段差をなくし、トイレやバスルームや玄関などには、手摺をつけました。今までは、血圧も安定していましたが、ここ数年、血圧も高めで推移しています。かかりつけの内科の先生からも、お風呂はいる時や夜中にトイレに行く時などのヒートショックには気をつけるように言われました。お風呂に入る時、バスルーム内は、早めにお湯を張り、風呂蓋を開けておくことで、温度を上げます。しかし、衣服を脱ぐ洗面脱衣所は、バスルームの湯気が流れ出てしまいますから、湿度が高くなりますが、案外、温度は上がりません。そこで、乾燥できて、温度を適温にすることができる暖房乾燥機を設置しました。洗面脱衣所やバスルームも段差なく、バリアフリーを実現しましたが、それだけでなく、入浴時の温度差が無くなるようにすることで、温度のバリアフリーも実現しました。両親のためとばかり思っていましたが、御主人も社内健康診断で、少し血圧が高めだと言われました。
薬を飲むほどではないけれど、食事や運動療法を実践していくことになりました。体を労わるためにも、温度のバリアフリーも大切だと痛感しました。

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On 2014年9月16日
At 10:26 AM
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秘密基地のようで多目的に使える空間

屋根裏部屋やロフト、中二階という空間は秘密基地のような感覚で子どもから大人までワクワクしてしまいます。私はこの空間をマイホームには設けたいなと考えています。
私が一つ考えているのがリビングにミニロフトを設けたいと考えています。ロフトというと急な勾配の階段が危険です。階段の上り下りが大変で最初は使っていても次第に使わなくなってしまうと思います。また階段のスペースが空間に圧迫感を与えるのです。リビングの一角にミニロフトであれば急な勾配の階段を設ける必要はなく階段5段ほどでロフトへ行け、またキッチンやリビングからも目が届くように間取りすれば、子どもの最高の遊び場となります。子どもが昼寝をすれば昼寝をする空間として活用できます。

このロフトスペースにも窓を設けることで自然の明るさを取り入れることができるので空間が明るくなります。子どもが使わない時は私の家事スペースや趣味のパソコンをするスペースとして活用したいなとも考えています。洗濯物を畳んでいても子どもがいると邪魔をされなかなかはかどりません。
またパソコンを見ていてもすぐ傍に子どもがいると集中できません。リビングでママ友とお茶をしていても子ども達がいるとなかなかゆっくりできません。この悩みを解消してくれるのがミニロフトだと思います。子ども達から少し離れ家事をスムーズに行うことができ、自分の時間をしっかり楽しめ、子ども達に特別な空間で遊ばせその近くでママ友とゆっくり歓談できるのです。
身近にこの空間があるということも一つのポイントです。互いを傍に感じながら安心感を得てそれぞれの時間を楽しめるのです。

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By admin
On 2014年9月1日
At 9:51 AM
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