新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

〝青田売り〟に騙されないために

青田売りとは、建物が未完成のままで販売されることをいいます。

青田売りの中心としては、分譲一戸建て住宅や新築マンションといった建物があります。

宅地建物取引業法(宅建業法)により、建設確認取得以前の青田売り広告を出すことにおいては禁止しています。

大手情報誌や大手不動産会社においては、このような違法販売は行われていません。

しかし、新聞の折り込みに入ってくる不動産のチラシの多くは、「建築条件付き宅地」の表示をしなかったり、また、その表現を曖昧にしたりなど、あたかも、販売住宅において、建設確認済みであるかのように、みせかけた表現の使い方をした違法広告すらあるのです。

その違法広告には、どのような特徴があるのか、ここで何点があげてみたいと思います。

まず、①建築条件付き宅地であること自体を表示していない ②表示はしていても、建設条件付き宅地がどの物件なのかわからない ③わかりにくいような小さな文字で表示する などがあげられます。

また、宅建業法により、同時に、建設の契約を結ばせるような広告を出すことも禁じています。

そういったことから、広告で誘い、同時に土地と建物の契約を行うこと自体、「宅建業法違反法」に反する行為だといえるのではないでしょか。

しかし、建築条件付きといった期間を定めることにより、建物の契約を結ぶことを前提とした、土地の売買契約を行うことはかまわないと思います。

そのためには、土地の代金をはっきりわかりやすく、表示した広告でなくてはなりません。

 また、土地の価格を大きく、そして、建築条件付きであるということを広告にわかりやすく表示しておけば、物の価格や間取りなどを提示してもかまわないでしょう。

 お客側としては、広告に小さくとも建築条件付き宅地と表示されている以上、業者が同時契約(土地・建物)を迫ってきたとしても、建築条件付きの売買契約のみを結ぶことができます。

 なぜなら、買い手は、その権利を有しているからです。

 ですので、建物契約は、間取りや別途工事の内容などを十分に理解した上で、契約を結べばよいことなのです。

 また、打ち合わせの段階で売買契約を白紙に戻すことも可能なのです。

 しかし、いったん、土地と建物を同時契約してしまうと、解約することは難しいということは十分に理解する必要があるのではないでしょうか。

Filed under : 住宅
By admin
On 2013年1月27日
At 12:16 AM
Comments :コメントは受け付けていません。