新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

二世帯住宅について

私の姉夫婦が佐賀で住宅を建てることになりました。

姉夫婦は、新築を建ててご両親と一緒に住む予定だそうで、二世帯住宅にするような話でした。

その話を先日実家に帰ってきたときに聞いたので、建築業界の人間としてアドバイスをしました。

二世帯住宅と言うと一、二階が別々の住宅で二階への入り口の為に外に階段がある住宅を想像される方が多いのですが、二世帯住宅とは言っても様々な住宅があるのです。

例えば変わった例で行くと左右に分かれたメゾネット型の二世帯住宅もあります。

同じ間取りの住宅が長屋のように壁を一枚はさんで隣接している状態の住宅です。

このタイプの利点は、将来的に家族構成の変化でどちらかの住宅が空いてしまった場合でも、貸家として貸すことが出来るので家賃収入を得ることが出来るのです。

しかし住宅建築の際にはキッチン、お風呂、トイレ、洗面化粧台などの水回りの住宅設備機器が二台づつ必要になりますのでコストがかかってしまいます。

また両親と住む場合は、将来的に足腰に負担がかかり始めた場合に二階の居住スペースは使用しなくなる場合もありますのでそう考えると一、二階分離型の方が利点があるのかもしれません。

しかしこの上下分離型の場合、二階からの騒音が問題になる場合も多いようです。

二階の息子夫婦にお子さんがいると日中走りまわったりして、一階の両親が気にしてしまい、親子感でトラブルが発生するケースも少なくないそうです。

私の友人が大分でリフォームをしましたが上下分離型ではなく左右に分かれたタイプにしていました。

上下階の分離型の場合は床の騒音対策はしっかりとしておくことが大切です。

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By admin
On 2011年3月26日
At 11:15 AM
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長期優良住宅

平成21年6月に良質な住宅を建設し、大切に長く使っていく」為に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」という法律が施行されました。

環境エコロジーが重要視されている昨今日本の住宅の寿命は30年前後と言われてきました。

日本の住宅は残念ながら世界の住宅と比べると非常に寿命が短いのです。アメリカやイギリスなどの住宅はもっと寿命が長いのです。日本人のの寿命は世界でもトップクラスですが住宅はとても長寿命とは言えません・・・現在の住宅ローンは最大で35年ですからローンが終わると同時にまた新築建て替えるのは不経済ではないでしょうか?

しかし30年経ったからといって必ずしも全部の家が建て替えなければならないわけではないのです。

長期優良住宅のようにメンテナンスや補修が容易に出来るように設計されていればリフォームをしながら住み継いで行くことが出来るのです。

また中古住宅を購入して大規模な改修を行い販売する不動産会社もあります。

経済情勢が不安定な中で新築住宅にかける費用も限られて来ていますので、中古住宅を土地付きのメリットを活かして安く購入しリノベーションを行うことも最近では増えつつあります。

親戚は滋賀でリフォーム済みの中古住宅を購入しましたが、新築と比べると費用は抑えられているものの満足できるマイホームを手に入れたとのことでした。

住宅は手を入れながら住むことで長期的に使用する事が出来るのですから環境エコロジーに貢献する為にも長く住める家造りを心掛けて行きたいなと思います。

皆さんも新築を建てられる際は様々なメリットがある長期優良住宅を考えられてみてはいかがでしょうか?

Filed under : 住宅
By admin
On 2011年3月4日
At 2:13 PM
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