新築住宅と私

建築士のお話しブログ

 

家事スペース

住宅に主婦が希望するスペースの一つが、家事スペースです。家事スペースでは、洗濯物を洗う・干す・たたむという作業をここ一か所で行うことができるスペースです。広さに余裕があればここにファミリークローゼットを設けて“しまう”という作業まで行えるようにしておくと家事が格段と効率よく行えるようになります。

この空間は、家事の中心であるキッチンからより近い場所に設けておくことで家事動線が短く、家事の時短に繋がります。そしてこのキッチンと行き来を頻回に行う洗面室を繋ぐように配置しておきます。天井には室内干しを設けます。洗った洗濯物を抱える手間なく干すことができ、共働きで夜洗濯を行う家庭では大助かりです。雨や雪などの悪天候時はもちろん、花粉や大気汚染物質が飛来して屋外に洗濯物を干すのに抵抗を感じる時にも重宝します。

乾いた洗濯物をたたんだり、アイロンがけをするのに便利なカウンターを設け設けておくのもポイントです。広さに余裕がなければ、使用する時だけ出して利用できるように開閉式のカウンターにしておくといいでしょう。アイロンやアイロン台、裁縫道具などここで使用する物をしっかりと収納しておくスペースも設けておきましょう。

ここにファミリークローゼットがあればたたんだ洗濯物をその場でしまうことができます。住宅内を行ったり来たりと無駄な動きをすることなく作業が行えるので家事効率が高まります。主婦が憧れるのも納得できるのではないでしょうか。家事の時短を実現し、自分の時間や家族との時間を大切にしたいものです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2017年8月5日
At 1:04 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

キッチンの前に腰壁

最近ではフルオープンキッチンが非常に人気です。視界を遮る壁や吊戸棚がなく、リビング・ダイニングとの一体感を高めることで空間の繋がりを大事にでき、キッチンへ人が集まりやすく、積極的に手伝いやすくもなるのです。魅せるキッチンとして存在するのですが、一つ気になるのが調理中や調理後の乱雑になっているキッチンがリビング・ダイニングから丸見えになってしまうということです。

私はそれに抵抗を感じ、キッチンの前に腰壁を設け気になる手元部分をしっかりと隠せるようにしました。コンロ部分は耐熱用のガラス張りにすることでリビング・ダイニングとの一体感を損なうこともありません。これなら乱雑になっているキッチンが見られる心配もないため、見た目の印象を悪くしませんし、急な来客時でもスムーズに対応できるのです。

また、この腰壁を利用してL字型にカウンターを配しました。ここで子ども達がおやつを食べたり、お絵かきやひらがなの練習をしたりします。キッチンで家事をしながらも子どもとのコミュニケーションが取りやすいのです。家事や育児の合間の私の休憩スペースとしても利用します。パソコンを使用することもあるためしっかりとコンセントを設けているのです。

また、壁の厚みを利用してキッチン側には調味料入れのニッチを設けています。作業スペースに並べられていた調味料をニッチ内に収めたことで作業スペースが広々と調理がしやすくなっています。キッチンの前に腰壁を設けたことでキッチン周りが充実しているので家事をするのが楽しくなっています。

Filed under : 住宅
By admin
On 2017年4月25日
At 10:48 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

平屋住宅

階段のない平屋住宅は安全性の高い住まいです。住宅内の事故で多いのが、階段での転倒や落下事故です。これらの事故の心配のない平屋住宅は、小さい子どもから高齢者まで安心して暮らせる住まいと言えるのです。また、階段を設けることで階段下にはデッドスペースが生まれます。このデッドスペースを上手に活用しないと住宅への不満となって表れるのですが、階段を設けない平屋住宅は、デッドスペースを生まず空間を有効活用しやすい住まいでもあるのです。

階段がないのでその分間取りをコンパクトにするのもいいですし、収納を増やすこともできます。家族構成や暮らし方によっては、二階を作っても将来上がらなくなることもあるので、無駄なスペースを作らずにすむことにもなるのです。ワンフロアなので家で孤立する場所がなく、家族が自然とリビングに集まってきやすい住まいでもあります。小さい子どもがいる家庭では子どもの様子が把握しやすく、安心できることでしょう。

そして、部屋から部屋への移動のしやすさも高い住まいでもあるのです。掃除機を抱えて階段を上り下りする手間もなく、移動の際に階段を挟まないため動線がコンパクトというのも嬉しい点です。住宅内の移動のしやすさは暮らしやすさと大きく関わってくるだけに平屋住宅は老若男女問わず暮らしやすい住まいでもあると言えます。庭との一体感を得られますし、風通しがいい平屋住宅は近年人気を高めているのです。希望の間取りを実現するにはある程度の土地の広さが求められますが、予算や土地の広さ、間取りなど様々な観点から考え、平屋住宅にするのもいいのではないでしょうか。

Filed under : 住宅
By admin
On 2017年3月23日
At 9:14 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

子ども部屋の配線

住まいを新築する時、設計の段階で、間取りを決めていきますが、間取りが決まったら、上下水道の配管やガスの配管も決めていきますし、電気配線も考えていかなくてはいけません。住まいというのは、新しく建てた段階で、完成というわけではありません。家族というのは、日々変化していきます。

例えば、幼かった子供たちも成長していきますし、独立していきますから、家族の数も変わっていきます。年齢を重ねてくれば、生活自体も変わっていきます。電気配線については、案外、大きく変化することもあります。その変化に対応できるように、考えておくと、便利です。

私の友人が住まいを新築した時、長男は3才で、第2子はまだ、生まれてもいませんでした。子ども部屋も用意しましたが、まだ幼いので、取りあえず、子ども部屋については、ワンルームにして、将来2部屋にできるようにしました。一般的に必要な程度の電気配線をしておこうと考えていましたが、工務店さんが子育てをしている経験上、将来、子ども部屋にもテレビやパソコンが必要になる可能性を指摘してくれました。今すぐには必要ありませんが、テレビやパソコン用の電気配線だけでなく、アンテナ配線やLAN配線が必要になることもあります。そこで、空配管をしておくにしました。

最近は、パソコンデビューも早く、また、子供たちの成長も、案外早く、10年もしないうちに、必要になってきますから、安心です。
自分たちの子どもの頃には、考えられなかったことですが、小学生からパソコンで学習したり、世界を広げたりしていきます。そのため、子ども部屋にも、それらがすぐに取り入れられるように、準備しておくことも大切です。しかも、将来的には、2部屋に間仕切りしていく予定ですから、その点も注意しなければなりません。子ども部屋の場合は、将来の姿を想像しながら電気配線も考えていかなければなりません。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年12月6日
At 9:31 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

スタディーコーナー

子ども達が勉強する場所は、二階に設けた子ども部屋ではありません。家族が身近にいるリビングやダイニングで勉強する子ども達が非常に多いのです。中学・高校生頃になると個室で一人で集中して勉強するようになるのですが、小学生が勉強する場所はリビングやダイニングなのです。このことをリビング学習と言います。

リビング学習は子どもの学力を向上するというデータもあるほどで、最近では立派な勉強机を子ども部屋に設けるより、リビングやダイニングの一角にスタディーコーナーを設ける家庭も多いのです。スタディーコーナーがなければ、食事をするダイニングテーブルやリビングのローテーブルで勉強をすると思います。食事をするダイニングテーブルで勉強をすると、消しゴムのカスが散らかり衛生的によくありませんし、食事をする場所と勉強する場所が同じというのも生活にメリハリがありません。リビングのローテーブルだと身長に合わず、姿勢を悪くしたり、勉強への集中力を欠いてしまうこともあるのです。

子ども達が学力を伸ばすためにも、勉強しやすい環境を整えてあげましょう。我が家はダイニングの一角にカウンターを造りつけました。子ども達が二人並んでゆったり勉強できる横幅を確保し、カウンターの両サイドの下には収納スペースを設けました。ランドセルを一時置きしたり、勉強道具を一時置きできカウンターの上をスッキリとさせることができるのです。窓際に面して設けたので自然の明るさを採りこめるため勉強もしやすく、テレビに背を向けて勉強をするので集中力も高められるのです。子ども達のためにもスタディーコーナーをしっかりと設けてあげましょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年10月7日
At 2:12 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

屋上テラスのある家

マイホームへの憧れの一つが、庭で過ごす時間ではないでしょうか。子どもをのびのびと庭で遊ばせたい!と思う親は多いです。友人や親戚を招いてバーベキューをしたり庭で過ごす時間を大切にしたいものです。しかし、十分な庭を確保するだけの土地が得られなかったり、様々な理由から庭が手に入れられなかったという人もいるでしょう。このような場合でも諦めなくていいのです。屋上を利用してテラスを設けるのです。かえってこの屋上テラスの方が魅力を感じられるのかもしれません。

まず、住宅地であっても広い空や遠くに見える美しい景色を楽しむことができるのです。屋上テラスから最高の眺望を得られることで、テラスで過ごす時間もより豊かなものになることでしょう。季節によっては花火大会をゆっくり鑑賞することだってできるのです。そして開放感に溢れた庭になります。地上の庭であれば一番気になるのが、近隣住民の視線や通行人の視線です。屋上テラスは、これらの視線を気にすることなく過ごせるため、よりプライベートな庭となります。人目を気にせずに、家族が友人と過ごすことで、楽しみ方の幅も広げてくれることでしょう。リビングにいるかのように過ごすこともできるのです。

また地上の庭に比べて安全性も高いのです。小さい子どもが遊んでいると、気になるのが道路に急に飛び出すことです。屋上テラスであれば、子どもが急に道路に飛び出す心配はありません。また知らない人が侵入してきたりする恐れもないので安全性もしっかり確保できるのです。家造りをする際には、室内の快適性だけでなくアウトドアリビングを楽しめる家でもありたいものです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年8月19日
At 9:08 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

一階と二階を繋ぐ中二階スペース

我が家も新築住宅購入を前向きに検討しており、モデルハウス見学や完成見学会に積極的に参加しています。数多くの住宅を見てきてマイホームへのイメージもより鮮明になりつつあります。その中で必ず取り入れようと思っているのが、一階と二階を繋ぐ階段の途中に中二階スペースを設けることです。

中二階スペースはそんなに広いスペースでなくてもいいのです。ここにカウンターを設けておけばいろいろな用途で使用できるのです。子どもがお絵かきをしたり、おもちゃを並べて遊んだりキッズスペースとして利用するのもいいですし、パソコンスペースとして利用することもできるのです。裁縫をしたり、洗濯物をたたんだり、家事をするのもいいでしょう。パパの居場所となる書斎スペースとして利用させることもできます。子どもが使用することも、大人が使用することもできるのです。

どちらが中二階スペースを利用していても、一階のLDKから中二階スペースにしっかりと目が届けば互いに安心できるので、それぞれの時間を過ごすことができます。中二階スペースからも下を覗けば一階にいる家族が目に入るので安心できます。一階にいる家族だけでなく、二階で過ごす家族との一体感を感じることができながら、中二階スペースで過ごす時間は個室のような感覚も得られ、自分の時間を満喫できるのです。

中二階スペースの下には広々としたデッドスペースが生まれます。大型収納庫として物を片付けるスペースとしてもいいですし、ピアノスペースやペットスペース、ファミリークローゼットなどを設けるのもいいのではないでしょうか。階段をただの通路としてしまうのではなく幅広い活用法ができるような空間造りも素敵だなと思いました。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年7月14日
At 8:15 AM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

オープンキッチン

最近では、間仕切りなどで閉じられたキッチンではなく、リビングと一体化したオープンキッチンが増えてきました。LDKの一体感を高めることで、家族の繋がりを感じ、キッチンで家事をする時間も楽しみながら行えるようになるのです。今までは吊り戸棚のあるキッチンが主流でした。

この吊り戸棚は、物の出し入れのしづらさから需要を少なくしてきました。しかしキッチンの広さや、キッチンの収納力よってはここに収納スペースを確保しておきたいと考える人もいます。そのような場合には、機能性に優れた吊り戸棚を設けておくといいでしょう。目の高さまで上下に動かすことができる吊り戸棚があります。このような吊り戸棚であれば、収納への不満をなくし、必要な物をしっかりと収納しておくことができるのです。手で動かす手動式のものと、スイッチ一つで動く電動式のものがあるのです。

今までキッチンで家事をする母親の姿は背中でした。壁付けのキッチンで家事をする間は孤独感を感じることも多かったことでしょう。母親と話したくてもコミュニケーションが取りづらく、会話が次第に少なくなっていったという家庭も多いのではないでしょうか。対面式キッチンで、LDKの一体感を高めたキッチンスタイルにすることで、家族のコミュニケーションを取りやすくなり、家事をする時間が孤独感を感じるのではなく、楽しみながら行えるようになるのです。

キッチンスタイル一つで家事の印象を大きく変え、空間に与える印象さえも大きく変えてしまうのです。たくさんあるキッチンスタイルの中から自分に一番合ったキッチンスタイルを選び、キッチンに立つ時間をより充実したものにしましょう。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年6月11日
At 2:32 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

ママのためのワークスペース

間取りを考える際に、ママのためのワークスペースを組み込む家庭が増えてきました。ママだけの居場所となるこのワークスペースがあることで、家事の合間にサッと一休みする場として最適ですし、家計簿を付けたり、パソコンをしたり、洗濯物をたたんだりと作業を行うスペースとしても重宝します。

ママだけの居場所というのが一つのポイントです。女性は家事や育児、それに加えて外で仕事を抱えている人もたくさんいます。なかなか一人の時間をゆっくりと過ごすということがないのですが、このママのためのワークスペースがあると自分の時間を大事にできるようになるのです。

まずこのワークスペースを設ける場所はキッチンから近い場所が最適です。家事の中心はキッチンです。主婦の多くは一日の中心をキッチンで過ごすという人も多いです。それだけにキッチンからより近い場所に設けることで、休憩もしやすいですし、キッチンで家事をしながら別の家事をこのワークスペースで行うこともでき家事の効率も高まるのです。

我が家はキッチンの横にこのワークスペースを設けました。キッチンとリビングの間に設けました。リビングとの境には腰壁を設けて、リビングとの一体感を感じながらも緩やかに空間を区切ったのです。キッチンの前にはダイニングを設け、LDKのどの空間からも行き来がしやすいです。横幅を確保したママスペースは広々としており、作業のしやすさも高まっています。

友人宅はキッチンの奥にリビングやダイニングから見えないママスペースを設けていました。このこもった感じが自分だけの居場所という雰囲気を高めていました。自分が一番最適な場所にママスペースを設けて自分の時間を大切にしたいものです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年5月9日
At 2:02 PM
Comments :コメントは受け付けていません。
 
 

ウォークスルー収納

住宅の不満の常に上位を占めるのが収納です。収納を設ける時のポイントは、必要な物が必要な場所にきちんと収納できることと、収納している物を出し入れしやすくすることです。それに加えて動線に沿った収納を設けることで、収納への不満を軽減でき便利で使いやすい収納となるのです。

我が家はその動線に沿った収納を設けました。それはキッチンと洗面室の間にウォークスルー収納を設けたのです。家事動線を考える上で一番重要なのが、キッチンと洗面室の動線です。キッチンで家事をしながら洗面室で別の家事を行うことは多いです。それだけにこれらを繋ぐ形で設けた収納は、家事の効率をより高めてくれるのです。通路の片側はキッチンパントリーとして、食材やキッチンアイテムを収納しています。そしてもう片側は、洗面室で使用するタオルや家族の下着やパジャマを収納しています。

これらの空間を行き来する際に必要な物を取り出し、その先の空間で使用できるので家事の効率が高まるのです。可動オープン棚なのでどこに何をしまっているかが把握しやすく、物の出し入れもしやすいのです。それぞれの空間の境には建具を設けています。通常はオープンにしているのですが、シーンに合わせて建具で空間を区切ることもできるので、入浴時や来客時には建具で空間を区切っています。

私の友人宅には玄関から洗面室の間にウォークスルークローゼットを設けています。帰宅してこのクローゼットで上着や持ち歩いたカバンをしまい、その先に広がる洗面室で手洗いをして、後はビングでゆっくりくつろぐだけです。このように動線に沿った収納を設けることで便利で無駄な動きを省ける家になるのです。

Filed under : 住宅
By admin
On 2016年3月18日
At 10:05 AM
Comments :コメントは受け付けていません。